■ Member's voice

門脇 朝彦

Vol.04

  • デジタルストラテジスト

門脇 朝彦

高い志を持った出向者が、
自分のあとに続ける土壌をつくる。

2014年株式会社エイチ・アイ・エスに入社。様々な業種の団体旅行の営業を担当。その後、国際会議や企業イベントを専門に取り扱う部署を経験。コロナ禍には新規商材開発に携わるとともに、社内浸透のために販売促進チームに所属。新規組織の立ち上げやアライアンス戦略部HR Labの兼務を経て、2023年にBlue Labへ出向。

出向元との架け橋として、
観光DX、HR領域の新規事業開発を推進。


2023年、私の出向元である当時のエイチ・アイ・エスは、旅行以外の新規ビジネスを拡げていかなければいけないタイミングであり、Blue Labへの参画を通じて、これまでにないビジネスモデルを創って来て欲しい、という役員からの熱い想いを受けたことが出向のきっかけになりました。
エイチ・アイ・エスから期待されていることは、大きく二点で、一つ目は観光DXやHR領域においての新規事業の創出、そして二つ目は私自身が出向元とBlue Labとの架け橋になることです。Blue Lab内での関連性のあるプロジェクトにおいては、ビジネスパートナーという観点だけでなく、プロジェクトを前進させるために有効だと感じたエイチ・アイ・エスの部署を紹介し、インタビューやディスカッション等、意見交換の場を設ける働きかけを行なっています。

出向者であっても、分け隔てなく受け入れてもらえ、
ともに切磋琢磨できる環境が魅力。


2023年10月、Blue Labに田中 豊人(現社長)さんが副社長として就任した際に設けられたミーティングで、「Blue Labに対して違和感や、ここが変だよ、と思うことがあったら、ぜひ声を上げてほしい」と言われたことがとても印象に残っています。Blue Labでは企業からの出向者のことを「トレーニー」と呼び、企業同士の窓口、私であればエイチ・アイ・エスとの連携や、これまでの自分の経験や知識をBlue Lab内に伝播することが役割の一つと考えていますが、自分の中でトレーニーは少し外側にいる存在なのかな、という心配がありました。しかし経営層から分け隔てなく歩み寄っていただけたこと、トレーニーの声にもしっかり耳を傾けてくれようとする姿勢、何よりBlue Labを進化させる一人の仲間として受け入れてくれたメンバーのもと、ともに切磋琢磨を続けています。
また、Blue Labにおける事業開発の特長として、母体である〈みずほ〉のアセットをいかして、社外連携が出来るという点は大きなメリットです。出向元である大企業に属しながら、自分の取り組みたいと思う領域に挑戦することが出来るのは、とても恵まれているなと感じています。

生成 AI を活用した推し活サービスの開発に参画。
新しいことだらけで刺激的な日々。


Blue Labへ参画後、私自身が印象的と感じたことは、生成 AI を活用した新しい推し活を提供するサービス「Fab Star」の開発メンバーに加わったことです。
「Fab Star」はVTuberをAI 化することで、ファンは時間の制約を受けることなく、いつでも推し活を行うことができるサービスです。出向元では自社でシステムを構築することはあまりなかったので、この「Fab Star」で取り組まなければならないことは、自身にとって本当に毎日が勉強となる経験でした。また、自分自身がVTuberとあまり接点のない生活をしてきたので、何もかもが新しく、刺激的に感じました。
具体的には、会話データの作成やX(旧Twitter)の運用、ChatGPTを使用した会話データの統計等を行いながら、出向元との連携に向けた働きかけやVTuber事務所の開拓等も担当しました。もちろん、初めてのことばかりで問題に当たることも多かったのですが、例えば「どういうサービスにするべきか」、「どうやってマネタイズするか」等、仮説ベースで様々な課題をメンバーと議論することで乗り越えていきました。自分自身で考えても答えが出ない時は、周りの人に話をしてなんとか糸口を見つけ出していく。Blue Labでは、みんなが協力的で、一緒に考えてくれる人がすぐそばにいてくれる心強さを日々感じています。

一過性ではなく、継続的な新たな地方活性の仕組みを
生み出したい。


これからは観光領域が盛り上がるような新規事業開発に取り組みたいと考えています。例えば、地方の観光産業と企業をつなぎ、その地域のファンが生まれることで、継続的な地方活性化に貢献できるような新しい仕組み作りに挑戦をしていきたいです。観光産業は他の業界に比べてDX化が進みづらく、待遇面でも世界に比べて日本は遅れているので、何かの一助になるようなサービスを創出したいです。また、私自身がエイチ・アイ・エスとしては初めてのトレーニーなので、出向期間が終わってからも協業し合える関係性や、志を持ったトレーニーが自分の後にも続けるような土壌作りに貢献していきたいと思っています。

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