金融データ活用推進協会で生成AIを活用した監査サービス「AiHawk Filter」のプレゼンテーションをしました(Blue Lab 吉野 大輝)
- イベントレポート
こんにちは。Blue Labでデジタルストラテジストを務めている吉野大輝です。
2025年1月31日、金融データ活用推進協会(FDUA)の不正・犯罪対策WGにて開催された「生成AI分科会立ち上げに向けた勉強会&意見交換会」で、私が事業責任者を務めている開発中の生成AIを活用した監査サービス「AiHawk Filter(アイホークフィルター)」についてプレゼンテーションをさせていただきました。

私たちが開発している「AiHawk Filter」は、膨大な監査対象データを、あたかも鷹の目のように俯瞰的に監査し、本当に人の目で見るべきデータとその箇所を特定するツールです。

プレゼンテーションでは、デモ画面を見せながらシステムの使い方をご紹介しました。
銀行での実証実験(PoC)では、非常に良好な結果が得られていること、複数の観点・複数の監査媒体での検証において検知率96%以上という高い評価をいただいていることを報告し、2025年度の本番利用に向けて前向きな検討が進められていることをお伝えしました。
プレゼンテーション後の質疑応答では、多くの方々から興味深い質問をいただきました。

オンライン・オフラインで合わせて100名前後の金融機関、IT・コンサルティング企業の方々が参加する中、プレゼンテーションを通じて多くの方々に「AiHawk Filter」の可能性を感じていただけたことを嬉しく思います。
生成AI活用自体の是非も含めて、様々なご意見やご相談をいただける機会となり、大変有意義な時間となりました。
特に印象的だったのは、監査業務における生成AI活用への期待の高さです。
「ここまで生成AI活用が進んでるのはすごい」「様々な監査用途への活用が考えられそう」「利用者との期待値のすり合わせが大事そう(魔法の杖と思われないように)」などのフィードバックをいただきました。
同時に、セキュリティや精度の担保、運用面での課題など、実務的な観点からの具体的なご指摘もいただきました。
今後も、現場の声に耳を傾けながら、より良いソリューションの開発に取り組んでいきたいと思います。
最後になりましたが、貴重な機会を提供してくださったFDUAの皆様、そして熱心に聞いていただいた参加者の皆様に、心より感謝申し上げます。
これからも、金融業界の発展に貢献できるよう、精進してまいります。
(文:Blue Lab デジタルストラテジスト 吉野大輝)
・「AiHawk Filter(アイホークフィルター)」へのお問い合わせはこちら
株式会社 Blue Lab
吉野 大輝
090–3680–6773
daiki.yoshino@bluelab.co.jp
【「AiHawk Filter」関連情報】
・2024/11/27 みずほDXサイト「AiHawk Filter」紹介記事
・Project Case03:「AiHawk Filter」
以 上