Blue Labメンバーの安西洋太が登壇したイベント「AMED社会共創EXPO」のレポートが掲載されました
- イベントレポート
国立研究開発法人日本医療研究開発機構（AMED）が主催する「AMED社会共創EXPO」が2024年11月に開催され、株式会社Blue Lab（本社：東京都港区、代表取締役社長：田中豊人）のメンバーである安西洋太が登壇いたしました。このたび、2025年5月に同イベントの詳細なレポートがAMED公式noteに掲載されましたことをお知らせいたします。
出典：イラストレーター・うのき氏作成、「【イベント☆レポート】「AMED社会共創EXPO」を開催」（国立研究開発法人日本医療研究開発機構）（2025年6月3日に利用）より引用
「AMED社会共創EXPO」は、AMED職員だけでなく、専門家や患者経験者の方々が企画の段階から参画し、国立研究開発法人科学技術振興機構（JST）および国立研究開発法人産業技術総合研究所（産総研）との組織の垣根を超えた協力体制のもとで実施されました。
出典：「AMED社会共創EXPO」開催のお知らせ（国立研究開発法人日本医療研究開発機構）をもとに株式会社Blue Lab作成（2025年6月3日に利用）
安西洋太は、セッション①「社会共創の多様性と可能性」において、実行会議メンバーの一人として登壇し、「治療体験談共有サービス」の企画について発表を行いました。この取り組みは、疾病経験者の体験を社会に届けることで新たな価値創造に繋げることを目的としています。
安西自身が脳疾患を患った際の経験が、このサービスを企画する原点となっています。同じ境遇の人のことを知りたかったが情報を見つけられなかったり、手術後の辛さが実際に経験するまで想像できなかったりした、という切実な体験からサービスの企画に至りました。
安西は「多くの患者さんや製薬会社をはじめとした様々なステークホルダーが、疾患経験者、特に難病患者の生の声を聞きたくてもなかなか接点を持てず、悩んでいることを知った」とセッションの中で述べました。
Blue Labメンバーの安西洋太
出典：「【イベント☆レポート】「AMED社会共創EXPO」を開催」（国立研究開発法人日本医療研究開発機構）（2025年6月3日に利用）
イベントでは、登壇者間で活発な対話が行われました。「多様な人が関わる共創において、その多様性を配慮の塊にしないためにはどうすればよいか？」という問いについて、AMED勝井恵子課長代理からは「多様性を確保することはあくまでも手段であって、それ自体を目的にすると何も生まない気がする。目的は別であって、それに合わせた多様性を確保するようにするのが大事なのではないか」という本質的な指摘がありました。
安西も「軸が無いといけない。（多様性そのものが主目的となるような行動をとるのではなく）取捨選択し、本当に大切なことが何かを見定めるべき」と述べ、何が本来の目的なのかを考える必要性を強調しました。
また、「医療・医療研究開発に楽しさはどこまで許されるのか？」という問いについて、安西は自身の闘病経験から「病気になって大変だったね」と言われることの多さについて述べ、「むしろ、今前向きに生きていることに対してポジティブな言葉をかけてもらえる方が嬉しいが、どうしても病気に関することは楽しくあってはいけないという先入観があるのではないか」と述べました。
今回のAMED社会共創EXPOでの安西の登壇及び「治療体験談共有サービス」は、疾病経験者の声を医療研究開発に活かすという重要な社会課題に対する具体的な取り組み事例として紹介されました。Blue Labは、今後も医療分野をはじめとする社会課題解決に向けて、継続的な取り組みを推進してまいります。
出典：「【イベント☆レポート】「AMED社会共創EXPO」を開催」（国立研究開発法人日本医療研究開発機構）をもとに株式会社Blue Lab作成（2025年6月3日に利用）
■ 株式会社Blue Labについて
当社は、みずほフィナンシャルグループが出資する企業として、生成AIやWeb3など先端技術を活用した社会課題解決型の新規事業の開発に取り組んでいます。
代表者： 田中 豊人
所在地： 東京都港区虎ノ門一丁目17番1号 虎ノ門ヒルズビジネスタワー5階
設立： 2017年7月
事業内容：オープンイノベーションによる事業開発、ビジネス開発の為のアイデア創出・調査・実証 インキュベーション支援、事業開発コンサルティング
ウェブサイト： https://www.bluelab.co.jp/
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社Blue Lab 安西
Email：youta.anzai@bluelab.co.jp
以上
