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2023年11月2日
株式会社Blue Lab
株式会社みずほ銀行
ブロックチェーン技術を活用した地域との新しいつながりを 提供するサービス「LocoViz」を用いた実証実験の開始について
株式会社 Blue Lab(代 表取締役社長:梅宮 真、以下「Blue Lab」)と株式会社みずほ銀行(頭取:加藤 勝彦、以下「みずほ銀行」)は、ある地域に愛着をもつ方々と、当該地域 との新しいつながりを提供するサービス「LocoViz(ロコヴィズ)」を活用した実証実験を、 今月より開始します。
少子高齢化・人口減少により、地域づくりの担い手不足が叫ばれる中、「関係人口」と呼ば れる、特定地域に愛着を持って関わりを持つ地域外の人材への期待が大きくなっています。
一方、関係人口による地域との関わり方は多種多様であり、その存在を地域側で把握す ることは難しいため、関係人口と地域とのつながりを維持・深化することが困難となって いました。
Blue Lab はこのたび、DID※を活用し、愛着を持った地域との関わりの履歴情報等を本人 が管理、当該地域へ提供することで、地域との新しいつながりを提供するサービス「LocoViz」 を開発しました。今回、青森県南部町ご協力の下、同サービスを用いて、ファンエンゲー ジメント強化に関する実証実験を以下の通り行います(「LocoViz」の特徴については下記 をご参照)。
(実証実験概要)
目的:「LocoViz」サービスの有用性検証
期間:2023 年 11 月~2024 年 2 月
内容:青森県南部町と既に関わりを持つ、南部町ファンの方々へ「LocoViz」を公開。 登録・提供いただいた南部町との関わりの履歴情報などを踏まえ、南部町から ファンの方々へ、パーソナライズされたオススメ・お得な情報を提供。これら のやり取りを通じ、南部町ファンによるエンゲージメント向上や更なる関わり の増加につながるかを検証
Blue Labと みずほ銀行は、「LocoViz」を通じて、関係人口と地域との新しいつながりを 創出することで、地域創生への取り組みや地域経済の活性化にも貢献していきます。
※ DID(Decentralized Identity) ブロックチェーンなどの技術を用いて、個人が自身の個人情報をコントロールすることで、必要な 情報だけを必要な範囲で共有することができる ID の仕組みのこと
以 上
LocoViz の特徴
特定地域に愛着を持ち、関わるファンの方々と、当該地域の各事業者とのつながりを可 視化するサービスであり、以下の機能を持っています。
① 当該地域に対する多種多様な関わりをファン自身で一元的に管理
地域産品の購入やイベント参加等の関わった履歴を登録することで、一元的に管理 できます。また、登録した履歴情報を、関わりを持つ当該地域へ提供することで、自 身のファン度合いをアピールすることできます。
② 当該地域側での、ファンから提供された情報の参照・分析
提供された情報から、自地域と関わりを持つファンの方々を把握できます。また、 イベントを指定し、イベント参加者のその後の行動を把握することで、イベントや イベントを通した地域の PR 効果を実際のデータから分析することができます。
③ 当該地域側からの、ファンごとにパーソナライズしたオススメ情報の提供
自地域でのオススメ・お得な情報やイベント情報を、サービスを利用するファン全 員もしくは提供された情報に基づいて個々人向けにパーソナライズしてお届けする ことができます。